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漫画の描き方研究所 ~嫁を漫画家にするぞ!~

「現役国語塾講師のブルボン」が「漫画家志望の嫁」と面白い漫画の描き方を模索していく日記ブログです。

漫画の描き方(おもしろい作品の共通点編)

マンガのシナリオ

こんにちは、ブルボンです。

 

 

漫画家志望の嫁が

「24-twenty four-」

はまってしまいました。

 

 

筆者ブルボンも

何年か前の「深夜の一挙放送」を

きっかけに、

 

 

いまや全シリーズのDVD

を所有するまでの

ファンになりました。

 

 

嫁は「24-twenty four-」を観て、

漫画家として多くのものを

学べたそうです。

 

 

何故続きが観たくなるのか、

なぜ登場人物を応援したくなるのか、

いろいろと考えさせられた

作品になったそうです。

 

 

ということで、

今回は「作品がヒットする秘訣」

について考えていきたいと思います。

 

 

今回の題材はこちらになります。

 

 

 

「24-twenty four- ×マンガ

 

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*24-twenty four-「SEASON4~6」参照

 

 

「24-twenty four-」という作品 

「24-twenty four-」といえば1作品

24話からなり、

 

 

ストーリーが1話1時間、

合計24時間がリアルタイムに

進行していく作品です。

 

 

本編だけでも8シーズンも行われた

爆発的大ヒット作品で、

 

 

日本で海外ドラマが

浸透することとなったきっかけを

作った作品でもあります。

 

 

しかし、なぜそこまでの

爆発的な大ヒットを

成し遂げることができたのでしょうか。

 

 

長い作品の短所は、

途中からはとっかかりづらい

という短所があります。

 

 

それにも関わらず

ものすごい勢いでヒットを

成し遂げていきました。

 

 

その原因とは何なのでしょうか。

 

 

大ヒットの一つの要因として

「もどかしさ」が挙げられると

思います。

 

 

マンガのヒット作品の共通点も

「もどかしさ」だと

聞いたことがあります。

 

 

もどかしさとは

「やきもきする」や

「もやもやする」

にも近い意味を持っている語です。

 

 

大ヒット作品といったら「もどかしさ」!

 

では、実際の劇中の例で

「もどかしさ」

学んでみましょう。

 

 

劇中では、アメリカ国内のテロを

阻止しようと、

 

 

テロ対策ユニットが

テロリストを相手に

24時間不眠不休で奮闘します。

 

 

主人公のジャック・バウアー

現場におもむき、

 

 

時には銃撃戦や肉弾戦、

時にはカーチェイスや潜入作業、

 

 

時には捕まってしまい拷問を受けたり

閉じ込められてしまったりします。

 

 

その様な中、必ず毎回起こる問題が「現場と幹部、政府との意見のぶつかり合い」です。

 

 

ほとんどの場合、

現場にいる主人公の

ジャック・バウアー

正しい判断をします。

 

 

テロ首謀者の居所を割り出すために

 「○○をする許可をくれ!」

と言うと大体

 

 

「それは許可できない」と

幹部が言ってきます。

 

 

ほぼ毎回言ってきます。

 

 

ジャック・バウアーが幹部に説得を続けると、

 

 

「大統領に許可を得なければならないので少し待っていろ」と答えます。

 

 

しかし、ジャック・バウアー

 

 

「そんな時間はない!核を国内で使われてもいいのか!!」と言うと、

 

 

「しかし、私の独断では許可できない」

 

 

と答えてきます。

 

 

目の前でいまテロが

実行されようとしている

その瞬間に、

 

 

現場のジャック・バウアー

テロを阻止するための作戦を

実行できないのです。

 

 

なのでたいていは

ジャック・バウアー

法を犯してでも

テロを阻止するための

作戦を実行します。

 

 

しかし、国や政府は

そのための代償を

しっかりと払わせます。

 

 

視聴者は

 

「なんで作戦の許可を出さないんだよ!」や

 

「どうして国のために頑張っているのに助けてやらないんだよ!」と

 

 

もやもやした感情が生まれます。

 

 

なんで○○なんだよ!

 

 

つまり、これが「もどかしさ」です。

 

 

この「もどかしさ」がマンガの作品内で意図的に表現できるようになれば、ヒットに大きく前進できると考えています。

 

 

恋愛での「もどかしさ」の例

では、もう少し「24-twenty four-」での

もどかしさの例を

見てみましょう。

 

 

劇中ではよく作戦中に

「恋愛」も絡んできます。

 

 

元恋人が同じ作戦内の

人員として送られてきたり、

 

 

テロ対策ユニット内での

三角関係や片思いなどが

それです。

 

 

そして、必ず毎回

その恋愛のこじれから

作戦に支障が出てきます。

 

 

生物兵器や核が

使われようとしているときに、

 

 

フッたりフられたり、

嫉妬で仕事を邪魔してきたり、

 

 

目の敵にして必要な人員を

作戦から外したり、

 

 

かなり公私混同が見られるシーンが

多いと感じます。

 

 

当然、本来なら国家の安全を守る

上級職員なので

公私混同なんてありえないのですが、

 

 

そのありえないはずの

しっかりした立場の職員が

あからさまに

公私混同を行ってくるところが

 

 

逆に目をひきつけられ、そして「もどかしさ」を覚えます。

 

 

「いまそんなことしてる場合じゃないだろ!」と。

 

 

恋愛をそう使ってくるとは・・・

 

 

まだまだ未熟な我々には

その様な発想はありませんでした。

 

 

さすが大ヒット作品です。

 

 

まだまだある「もどかしさ」の例

他にも例があります。

 

 

主人公ジャック・バウアー

家庭内の事情から

娘のキンバリー・バウアー(通称キム)と

よく誤解や行き違いが起きます。

 

 

国家をテロから守るために

全身全霊で職務を

全うしている父に

娘は全く理解を示しません。

 

 

しかし、テロが起きて

時間が経つとキムは徐々に

父であるジャックを

頼ったり、心を開いたり

してきます。

 

 

しかし、そのタイミングが

毎回最悪に近い場面

心が開かれます。

 

 

例えば、テロリスト首謀者と

大切な交渉中に

電話をかけてきて

「助けて」と言ってきます。

 

 

「後で掛けなおす」と言うと「あなたに頼ろうとした私が馬鹿だった」と言って心を閉ざします。タイミングが完璧すぎます。

 

 

他には、娘の行動は

「行方不明」

「人質にとられる」

「連絡途絶」

「事故に巻き込まれる」など、

 

 

作戦中の父ジャック・バウアー

半端ではない気苦労をかけ、

 

 

集中力を奪い、

足を引っ張る

結果となっています。

 

 

しかし、その足の引っ張り具合が

たまらなく「もどかしさ」

掻き立ててくれます。

 

 

ここまでもどかしい作品は類を見ません。

 

  

他の作品のもどかしさの例

では、別の作品でも

「もどかしさ」の例を

挙げさせていただきます。

 

 

少年マンガで有名な例が

スラムダンクです。

 

 

スラムダンクでは

主人公の桜木花道

ライバルの流川楓

劇中ずっと仲が悪いです。

 

 

練習中は当たり前ながら、

試合中でもパスは回しませんし、

仲間同士でボールは取り合いを

するぐらいです。

 

 

協力をすればきっと

さらに強いチームに

なるはずなのに、

 

 

最後の最後のシーンまで

全く協力しません。

 

 

仲が悪い=もどかしい

 

 

ということです。

 

 

それを言うと、

ワンピースでも

「ゾロとサンジ」仲が悪いです。

 

 

「24-twenty four-」

ほどではなくても、

 

 

ちょっとしたところに

「もどかしさ」が

入れられる良い例

なのではないでしょうか。

 

 

じわじわ人気が出た作品の例

「もだかしさ」を取り入れて

じわじわと人気が出た

作品の例もあります。

 

 

 

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↑ 「相棒」

 

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↑ 「臨場」

 

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↑ Xファイル

 

 

です。

 

 

上記の作品は連続TVドラマであり、

映画化や続編まで作成された

ヒット作です。

 

 

上記3つの作品の共通点は、「いつも主人公が言っていることを周りや上司が信じない」という点です。

 

主人公には「クセ」があり、

周りから距離を

置かれてしまっています。

 

 

そのため主人公の

言っていることが正しい

にも関わらず、

 

 

毎回上司や同僚から

皮肉や反対意見を

言われ、捜査の中止を

命令されたり、

妨害されたりします。

 

 

しかし、それがたまらなく

もどかしく

視聴者もイライラが

つのります。

 

 

最後に主人公が正しかったと

反対派たちに

思い知らすことができた瞬間、

 

 

視聴者はスカッとして

もどかしさが解消されます。

 

 

もどかしさをしっかり

描くことができたら、

ヒットへの第一歩となる

のではないでしょうか。

 

 

まとめ

今回「24-twenty four-×マンガ」で学んだこと、

 

 

それは

・「もどかしさ」はヒットの大要因なので、必ず作品内に入れよう!

 

 

 でした。

 

 

デビュー目指して頑張ります!