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漫画の描き方研究所 ~嫁を漫画家にするぞ!~

「現役国語塾講師のブルボン」が「漫画家志望の嫁」と面白い漫画の描き方を模索していく日記ブログです。

漫画の描き方(強いキャラをおもしろく描く方法編)

マンガのシナリオ

 

こんにちは、ブルボンです。

 

漫画家志望の嫁は、

あまりバトル系のマンガを

読んできませんでした。

 

 

しかし、今度バトルを

取り入れたマンガに

挑戦することになりました。

 

 

そこで、一度ネームで

構想を練ってみたところ、

「強いキャラ」は強すぎて

盛り上がりに欠けるという

悩みに行き着きました。

 

 

ということで、今回は

「強いキャラの盛り上がらせ方」

を考えてみたいと思います。

 

 

今回の題材はこちらになります。

 

 

「ゴルゴ13×マンガ 

 

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 *ゴルゴ13(TVシリーズ全50話参照)

 

ゴルゴ13というマンガ 

まさか嫁とゴルゴ13を

一緒に観る日がくるとは・・・

 

 

アイカツみたいな

可愛い女の子がいっぱい出る

マンガが描きたいと

言っていたのに・・・。

 

 

しかし、さすが長寿マンガの

アニメ版です。

 

 

得るものは多かったです。

 

 

さて、「ゴルゴ13」は

世界的に有名な

スナイパーである

「デューク東郷」の

コードネームで、

 

 

世界中のあらゆる標的を

必ず狙撃してしまう

「最強の男」の物語です。

 

 

劇中では、狙撃以外にも

敵との銃撃戦や肉弾戦、

 

 

カーチェイスのシーンなどもあり、

しっかりと「戦闘」が

描かれています。

 

 

当然「最強の男」が

闘うのですから

ゴルゴ13はケタ外れに

強いです。

 

 

圧倒的に強いにも関わらず、

しっかりと見ごたえのある

作品に仕上がっています。

 

 

なぜ強いキャラが主人公なのに面白く描けるのか

では、なぜ「ゴルゴ13」は

強いキャラを主人公に

しているにも関わらず、

 

 

見ごたえのある作品に

できたのでしょうか。

 

 

当然、作者の「さいとうたかを先生」の

工夫や技が

盛り込まれているから

なのですが、

 

 

駆け出しの漫画家に

生かせる点はないのでしょうか。

 

 

筆者ブルボンなりに

ポイントを考えてみました。

 

 

ブルボンが強いキャラのエピソードで面白いと感じるシーンは、その強いキャラが「ピンチに陥ったシーン」でした。

 

 

あの強いキャラが

負けてしまうかもしれない・・・

 

 

このギャップが

なんだかんだで

面白いシーンだと感じました。

 

 

しかし、毎回強いキャラが

ピンチに陥ってしまったら、

それは強いキャラとは

言えません。

 

 

ですので、

弱く見せないで

ピンチを描く工夫

必要になってきます。

 

 

劇中での「強さ」の描き方

例えば、ゴルゴ13では

劇中で自動車事故に

巻き込まれてしまい、

 

 

ケガで利き腕が

動かなくなってしまう

シーンがあります。

 

 

スナイパーとしては

致命的なケガと言えます。

 

 

しかし、世界的名医に

手術をしてもらい、

どうにか右腕は

動くようになります。

 

 

その後、ゴルゴ13は

自動車事故を起こす前から

依頼されていた通り、

 

 

自分の右腕を治してくれた名医

を狙撃してしまいます。

 

 

なんとも言えない冷血ぶりですが、

これだけでは

「プロの殺し屋」

「冷血ぶり」

は引き立ちますが、

 

 

「最強の男」の部分が引き立ちません。

 

 

しかし、さいとうたかを先生は

ここでひと工夫をこらしてきます。

 

 

狙撃後ゴルゴ13は

狙撃に使用したライフルを

わざと現場に

置いていきます。

 

 

そのライフルを見た

地元警察官が

「このライフルは左利き用だ」

と言います。

 

 

つまり、ゴルゴ13は

そもそも右手でも左手でも

 

 

常人では成しえない

遠距離からの狙撃が

できてしまうという

事実が発覚したのです。

 

 

ピンチに陥ったのにも

関わらず、

 

 

なぜかすごさが

余計に際立ってしまう

「最高峰の技」

ではないでしょうか。

 

 

簡単にできる最高峰の技の例

しかし、なかなかこのレベルの

技術を参考にするのは

嫁には厳しいかもしれません。

 

 

ですので、「最高峰」ではなく

もう少し技量や

条件を必要としない

 

 

「お手軽な描き方」

も考えてみたいと思います。

 

 

「全力なら倒せるのにいまは倒せない」

というシチュエーションの

描き方があります。

 

 

例えば、拳銃に残弾が

あと1発しかないので

追っ手から逃げてばかりいるけど、

 

 

じつは建設現場に

誘い込むための芝居で、

 

 

足場や骨踏みに最後の一発を

打ち込むことによって

鉄骨が落ちてきて

追っ手をすべて

なぎ倒してしまう、

 

 

という様なシチュエーションです。

 

 

しかし、おなじみのパターンだと

あまり盛り上がりません。

 

 

なので、

「必然的にピンチになる状況」

を作れたら

わざとらしい演出は

いらなくなると思います。

 

 

例えば、上記の

拳銃の残弾のエピソードだと、

プロの殺し屋で凄腕だけど、

 

 

報酬は何かの事情で

寄付していたり

誰かに徴収されてしまっていて、

 

 

貧乏で弾丸もろくに

買えないので

毎回弾丸を節約しすぎてしまい

ピンチになってしまう、などです。

 

 

強いのにピンチになる

シチュエーションを

毎回描くことは大変です。

 

 

それこそ大御所レベルならまだしも、

駆け出しの若い漫画家にとっては

自殺行為に等しい行為です。

 

 

ですので、

必然的に毎回

ピンチに陥りやすい設定を

先に作ってしまうことも

手だと思います。

 

 

「強いロボットやマシーンだけどその分エネルギー消費が激しいのですぐガス欠になってしまう」

 

 

「強い剣士だけど病にかかっていてあまり長く闘えない」

 

 

など定番と言われる設定は

数多くあります。

 

 

もし強いキャラを主人公にするなら、「どうやってピンチを描くか」を考えると展開が作りやすくなるのではないでしょうか。

 

 

まとめ

今回、「ゴルゴ13×マンガ」で学んだこと、

 

 

それは

・強いキャラを描くなら、どうピンチを作り上げるか

 

 

でした。

 

 

デビュー目指して頑張ります!