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漫画の描き方研究所 ~嫁を漫画家にするぞ!~

「現役国語塾講師のブルボン」が「漫画家志望の嫁」と面白い漫画の描き方を模索していく日記ブログです。

漫画の描き方(おもしろいと感じる作品編)

マンガのシナリオ

 

こんにちは、ブルボンです。

 

 

先日、漫画家志望の嫁から、

「小学生や高校生によって

好きなマンガの傾向が違うから、

 

 

どの辺の層をターゲットに

マンガを描いたらいいのか

わからなくなってきた」と言われました。

 

 

ということで、

今回はこちらの作品を題材に

 

 

「あらゆる世代から愛される作品の作り方」

を考えていきたいと思います。

 

 

妖怪ウォッチ×マンガ

 

 

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妖怪ウォッチ(TVシリーズ参照)

 

あらゆる世代から愛される作品

世代を超えて愛され続けている

作品が多くあります。

 

 

例えば、仮面ライダーウルトラマン

戦隊、ガンダムドラゴンボール

挙げればきりがないほど多くの作品が

愛され続けています。

 

 

それらの作品の共通点は、

「長く続けられてきた作品」

という点です。

 

 

長く続けられてきたということは、

親子でシリーズは違えど

必ずそれぞれ「はまっていたシリーズ」

があるものです。

 

 

例えば、お父さんは

ウルトラマンセブンを見ていたけど、

息子はいまウルトラマンギンガにはまっている、

などです。

 

 

現役国語教師のブルボンには、

休み時間になると必ず昨日観た

アニメや特撮の話をしに来る生徒が

何人かいます。

 

 

その生徒たちと話をしていると、

作品を見始めたきっかけが

「親の影響」からきている生徒が

多いように感じました。

 

 

例えば、お父さんがガンダム

好きだったから一緒に鉄血のオルフェンズを観た、

 

 

お母さんが買ったセーラームーン

DVD-BOXを一緒に観ていたから、

セーラームーン・クリスタルも観ている、

などです。

 

 

きっかけはさまざまだと思いますが、

「親の影響」はデカいと感じました。

 

 

やはり、親子で楽しめる作品づくりは

大ヒットの可能性を高める

大きな要素なのではないでしょうか。

 

 

仮面ライダーの映画で、

「おじいちゃんが孫を連れて行った際に

映画館で退屈しないように劇中に

暴れん坊将軍(松平健さん)を出演させた」

という作品があります。

 

 

最近では仮面ライダーや戦隊もよく

「過去の作品のキャラ」

「今の作品のキャラ」を共演させています。

 

 

つまり、「お父さん、おじいちゃんの世代」と

「子どもの世代」が劇中で共演しているのです。

 

 

そうなってくると、

ついつい親も子どもをつれて

劇場に足を運んでしまうのでは

ないでしょうか。

 

 

親も巻き込む作品作り

しかし、いまから世に作品を

出そうとしている若い漫画家には

上記で述べたような

 

 

「親の影響」や

「世代を超えた共演」を

狙うことはできません。

 

 

 

 

 そこで、妖怪ウォッチです。

 

 

 

妖怪ウォッチはゲームやTV、

映画やグッズと幅広く展開しています。

 

 

しかし、妖怪ウォッチ

まだ若い作品にも関わらず

爆発的な大ヒットを成し遂げています。

 

 

妖怪ウォッチのヒットの要因を探る、

それが今回の「あらゆる世代から愛される作品の作り方」

のヒントになると考えました。

 

 

妖怪ウォッチ映画第2弾の記者発表会で、

同時期の上映になる

スターウォーズ・エピソード7」

を超えるぞと冗談半分で言っていたそうです。

 

 

しかし、フタを開けてみると

日本では妖怪ウォッチスターウォーズ

上回る乗員数となったそうです。

 

 

あのスターウォーズを上回るなんて・・・

当初は誰も考えていなかった

結果だそうです。

 

 

では、なぜ妖怪ウォッチ

スターウォーズを上回る乗員数を

達成できたのでしょうか。

 

 

宣伝方法や販売戦略ではなく、

作品の内容に込められた

工夫はないのでしょうか。

 

 

おそらく、TV版が面白いから

劇場版も観たくなったのだと考えました。

 

 

では、TV版に隠された工夫とは何でしょうか。

 

 

・・・・・・・。

 

 

ありました。何話か観ていくうちに

一つの「製作者側のこだわり」

に気づきました。

 

 

そうか、これなら若い世代の

漫画家でもできる手法だ・・・、

と感心しました。

 

 

こだわり、

それは劇中にところどころ

「わかる人にはわかるネタ」

を散りばめておくことです。

 

 

例えば、妖怪ウォッチ

「魔ガサス」という妖怪が出てきます。

 

 

おそらくペガサスを文字った

妖怪でしょう。

 

 

その妖怪に取り付かれた主

人公がとった行動がこれです。

 

 

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わかる人にはわかります。確実に聖闘士星矢です。

 

 

 

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見間違うはずがありません。

なぜなら、いまの30代、40代の世代が

子どもの頃に社会現象レベル

大ヒットをした作品であり、

男の子なら必ず見ていた作品だからです。

 

 

筆者ブルボンもその世代です。

 

 

30代、40代、つまり

ちょうど年長や小学生のお子さんを

お持ちになるお父さんの世代です。

 

 

お子さんとアニメを見るご家庭は

少なくないでしょう。

 

 

お子さんとの鑑賞中に

ちょっとしたあの頃のネタが

描かれていたらどうでしょうか。

 

 

親子そろって観てしまう作品

と言えるのではないでしょうか。

 

 

メインの対象となる

年齢層はあります。

 

 

しかし、「親世代のネタ」

仕込むことによって対象年齢を

ある程度広げることが

できるのではないでしょうか。

 

 

これならまだ若い世代の漫画家でも

盛り込める「技」だと思いました。

 

 

そう考えてみると、

他にもわかる人にはわかるネタを

盛り込んでいてヒットしている

作品があります。

 

 

銀魂」です。

 

 

銀魂は現役国語教師である

ブルボンの教え子たちも

見ている作品です。

 

 

そのまだ10代の学生たちが見る

ジャンプ作品にも関わらず、し

っかりと30代、40代向けのネタも

散りばめられています。

 

 

例えばこれです。

 

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確実にキン肉マンです。

キン肉マンのキン肉バスターです。

 

 

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わかる人にはわかるネタです。

 

 

世代を超えた作品を描きたいなら、

内容は描きたいマンガを描き、

劇中に世代を超えたネタを仕込む

これが若い世代の漫画家ができる

ちょっとした工夫ではないでしょうか。

 

 

そして、これから連載が決まり、

自分の作品を世に送り出して、

10年などの長い期間続けていけたら

世代を超えたネタを散りばめておく、

 

 

これがロングヒットを

さらに加速させる秘訣だと感じました。

 

 

まとめ

今回、「妖怪ウォッチ×マンガ

で学んだこと、それは

 

 

・作品の中にわかる人にはわかるネタを仕込むと対象年齢層を広げられる

 

 

でした。

 

 

デビュー目指して頑張ります!