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漫画の描き方研究所 ~嫁を漫画家にするぞ!~

「現役国語塾講師のブルボン」が「漫画家志望の嫁」と面白い漫画の描き方を模索していく日記ブログです。

漫画の描き方(「目的がよく分からない」を防ぐために編)

マンガのシナリオ

 

こんにちは、ブルボンです。

 

 

最近、漫画家志望の嫁と

よく勉強の一環で

ドラマやアニメを鑑賞しています。

 

 

映画の様な1本完結のものではなく、

比較的長くストーリーが続くタイプ

の作品が多くなってきました。

 

 

しかし、最近よく

「このアニメって何で

闘っているんだっけ?」

 

 

とか

 

 

「このキャラの名前何だっけ?」

という現象が起きています。

 

 

これは漫画家として

原因を知っておかなければならない

大切なことだと感じました。

 

 

ということで、今回は

 

 

「登場キャラの名前や目的を忘れなくする方法」

 

 

を考えてみたいと思います。

 

 

今回の題材はこちらになります。

 

 

 

「相棒×マンガ 

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*相棒(SEASON13)参照

 

まずは「登場キャラの名前を忘れなくする方法」

劇中で「一度言った」からといって

読者や視聴者が

そう簡単に覚えていてくれる

訳ではありません。

 

 

「分かりづらい名前」や

「長い名前」は

特に覚えていません。

 

 

そこで、今回の題材である「相棒」です。

 

 

刑事もの全般に言える

手法なのでしょうか。

 

 

相棒は劇中で

そのエピソードの

 

 

「犯人の名前(フルネーム)」や

 

 

「組織の呼称」を

 

 

 とにかく言いまくります。 

 

 

頻度で言うと、

2分間に1回、

多いと1分間で3,4回

セリフで言っています。

 

 

たった1話にもかかわらず、

そのエピソードが終わる頃には

誰でも犯人の名前を

覚えてしまっています。 

 

 

もし登場人物や組織、

必殺技などの名前を

覚えてほしいのなら単純に

 

 

「劇中でとにかく言いまくる」

 

 

が大切だと感じました。

 

 

次に「目的を忘れなくする方法」

現役国語教師のブルボンは、

たまに生徒と休み時間に

アニメの話をします。

 

 

その時に、国語の勉強の一環で

好きなアニメの話をしてくる生徒に

その作品の登場人物や

目的を聞くことがあります。

 

 

例えばワンピースです。

 

 

「ルフィが闘っている理由は?」と聞けば、

「海賊王になるため!」と答えられます。

 

 

アニメの冒頭で何年もずっと

言い続けているセリフなので、

しっかりと頭に入っているようです。

 

 

しかし、

「サンジが冒険をしている理由は?」

「エースが処刑された理由は?」

と聞いても、

 

 

やはり核心部分の

回答は得られませんでした。

 

 

他にもNARUTO

例を挙げてみます。

 

 

「ナルトって何で闘ってるの?」と聞くと、

「火影になるため!」と答えてきます。

 

 

劇中で何度もナルトが言っている

キーワードなので、

子ども達もしっかり覚えていました。

 

 

しかし、「じゃあ、どうして大蛇丸

木の葉を滅ぼそうとしたの?」

 

 

「どうしてペインは

木の葉を滅ぼしたの?」

 

 

「ラスボスのカグヤって

どうして急に出てきたの?」と聞くと、

 

 

ほとんど答えられていませんでした。

 

 

ここで言いたいのは、

NARUTOやワンピースが

分かりづらい作品と

言いたい訳ではありません。

 

 

筆者ブルボンはしっかり

両作品とも単行本全巻を

所持している大ファンです。

 

 

しかし、子どもたちが目的を

答えられなかった現状があります。

 

 

ここで伝えたいことは、

「長い連載」や

「~編などの様な長いエピソード」

になると、

 

 

前のことを

子どもは覚えていません。

 

 

おそらく低学年くらいの小学生は

 

 

先週の内容なんて覚えていません。

 

 

授業をやっていて痛感しています・・・。

 

 

大人でも1ヶ月前の内容だと

結構忘れてしまっているのでは

ないでしょうか。 

 

 

そこで再び「相棒」です。

 

 

「名前を忘れなくする方法」では

「とにかく言いまくる」を

一つの手法とさせていただきました。

 

 

当然、「目的を忘れなくする方法」でも

その方法で解決できることだと

思います。

 

 

現に特撮のなかでも

「戦隊もの」では

とにかく子供向けを意識してなのか、

 

 

闘っている「目的」を

毎回の様に冒頭や劇中で述べています。

 

 

しかし、また同じ方法、

つまり「とにかく言いまくる」で

「目的を忘れなくする方法」を

終えてしまうのも味気ないと思います。

 

 

ですので、別の手段を提案させていただきます。

 

 

セリフに何度も内容を

盛り込むことは

「忘れなくする手段」として

大変有効的です。

 

 

しかし、物語の進行上

何度もセリフに反映させるのも

場面によって不自然に

なってしまう場合もあります。

 

 

しかし、「相棒」では

証拠を挙げて犯人を追い込んでいく

「解決編」では

「とにかく言いまくる」以外の

手法を取り入れています。

 

 

それは、劇中で仲間が

「疑問を投げかけてくる」です。

 

 

これは相棒に限らず

刑事ものの特徴なのでしょうか。

 

 

古畑任三郎」や「名探偵コナン」、

金田一少年の事件簿

でもそうですが、

 

 

事件の真相を

暴いていくシーンでは必ず

「でも、あの時部屋には誰もいなかったはず」や

 

 

「でも○○さんにはアリバイがある」

などと言って、

 

 

主人公の推理に疑問を投げかけてくる

キャラっていますよね?

 

 

中には「頭がおかしくなったのか?」や

「ハッハッハッ!お前の推理は間違えている!」

などと

馬鹿にしてくるキャラまでいるくらいです。

 

 

しかし、

その「投げかけ」があるおかげで視聴者は再びそのエピソードの「目的」や事件がおきた「理由」などを「復習」することができます。

 

 

しかも、その投げかけが

「ムッとくる投げかけ」なほど

 

 

「何も分かってないくせに!」という

感情とともに

さらに目的や理由が

印象深く残っていくものだと思います。

 

 

まとめ

今回、「相棒×マンガ

で学んだこと、

 

 

それは

・「名前」は繰り返し何度も劇中で言って、読者に印象付けよう!

 

・「目的」は劇中でキャラ同士に「質問や指摘させる」ためのセリフを用意しよう!

 

 

でした。

 

 

デビュー目指して頑張ります!