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漫画の描き方研究所 ~嫁を漫画家にするぞ!~

「現役国語塾講師のブルボン」が「漫画家志望の嫁」と面白い漫画の描き方を模索していく日記ブログです。

漫画の描き方(大ヒットに必要なこと編)

 

こんにちは、ブルボンです

 

 

先日、漫画家志望の嫁に、

 

 

「人気が出た理由って

どんな作品でも分析できるの?」

 

 

と言われました。

 

 

これは挑戦状を叩きつけられた

のかな? 

 

 

と思いましたが、どうやらラブライブ

を観て、社会現象レベルまでにも

なった大ヒットの理由が 

 

 

自分では分析できないのだそうです。 

 

 

ですので、今回はこちらになります。 

 

 

 

ラブライブ×マンガ

 

 

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 *TVシリーズSEASON1、SEASON2全話鑑賞

 

部員集めはヒットの要因?

嫁がラブライブを3話ほど鑑賞した感想は、 

 

 

「キャラはかわいいけど、

アイドルマスターけいおん

とかと何が違うかわからない」 

 

 

でした。 

 

 

アイドルマスターけいおん

大ヒット作品ですが、

  

 

紅白出場や関連商品の売り上げ

などを考えると、 

 

 

他とは何か違う爆発的な「勢い」のような

ものがあります。

 

 

宣伝方法が良かった、

ネットで人気の火がついた、

時代のニーズに合っていた、  

 

 

いろいろな要素があるとは思います。 

 

 

しかし今回は、裏方の戦略めいた話

ではなく、作品を見てその内容から

なぜヒットにつながったのかを

追求していきたいと思います。

  

 

 ラブライブSEASON1を観て 

 

 

・・・なんだろう。

 

  

SEASON1の第一の印象は、

 

 

「メンバー集め」

  

 

がヒットの材料?でした。

  

  

う~ん・・・

 

 

例えば、超大御所のワンピース。

 

 

コックや航海士、医者などを

探し、一人ずつ仲間が増えていく

  

 

というのは連載開始序盤のマンガ家に

とってある種の鉄板技だと

考えています。

  

 

読んでいてとにかくワクワクします!

  

 

他の例だと、

  

 

主人公が新しい部活を立ち上げる

際に、1週間以内に部員をあと○○名

用意しないと、

  

 

部の創設は認めない!

  

 

という手の話は意外と

よくある話と思います。

  

 

嫁いわく、

  

 

ある種、漫画家として一度は

やってみたい展開、 

 

  

だそうです。

 

 

たしか、 

 

 

ちはやふる

 

 

も最初は部員集めをする

マンガです。

 

 

なんだかんだ言って、わかって

いてもみんな好きなエピソード

ではないでしょうか。

 

 

とは言っても、結局その技も

漫画家の描き方次第で

良し悪しが出てしまうので、

  

 

誰でも面白くできるという

技ではないのでしょう。

 

 

さて、話を戻して、ラブライブの人気の

秘密は部員集めにある・・・ 

 

 

どうも腑に落ちません。 

 

 

たまにしか出ないキャラの力

小首をかしげたまま

  

 

ラブライブSEASON2」 

 

 

を鑑賞しました。 

 

 

序盤は「?」でしたが、

中盤、終盤になると

なんとなく見えてきました。 

 

 

「応援したくなる・・・」

 

 

筆者ブルボンなりの回答は、

ラブライブはμ'sを応援したくなる

作品である」です。

 

 

一つ例を挙げてみます。

 

 

中盤に、猛吹雪でせっかくの

ステージに間に合わなくなる

かもしれない

 

  

というシーンがありました。

  

 

ライバルのアイドルグループも

会場に来ていないμ'sメンバーの

ことを気にかけます。

 

 

それとは裏腹に積雪のせいで

会場に向かえないメンバー・・・

 

 

ハラハラしました。

 

 

交通網が麻痺してしまい、

会場まで猛吹雪の中を

徒歩で行こうとするメンバー。

 

 

ここまでで筆者ブルボンはかなり

のめり込んでしまっていました。

 

 

そして、決定打となったエピソード、 

 

 

それは、

  

 

SEASON1の1話目からずっと

ちらほら出てきている

 

  

「同級生」

 

 

のエピソードです。

  

 

歩道に厚く積もった雪を

かなりの人数の同級生たちが

スコップで除雪して

くれていました。 

 

 

主人公たちは歩きやすく

なった道を必死に

駆けて行きます。 

 

 

道の途中所々にいる

同級生たちが会場までの

道を誘導しつつ、 

 

 

主人公たちにエール

を送ります。

  

 

この時点で、筆者ブルボンは

同級生たちと同じ気持ち、

 

 

つまりどうにかして時間までに

会場に行かせてあげたい

  

 

です。 

 

 

確か 、SEASON1の序盤で

初ステージに立つ際に、

  

 

同級生が客引きを

してくれたにも関わらず、

  

 

いざステージに立ったら

観客が誰も来ていなかった

というシーンがありました。

  

 

その客引きをしてくれていた

同級生メンバーが、

  

 

今回は全校生徒に声をかけ、

大きく成長をしたμ'sを会場に

導きます。

 

 

最初から観ていたからこそ

感動がこみ上げてくる

エピソードでした。

 

 

その後、会場で初披露の

新曲を歌います。

 

 

この曲はTVや店先で聞いたことが

ある曲でしたが、

 

  

吹雪の中の頑張りの後に

歌った曲だとわかっていると

以前より

   

 

ものすごくいい曲に感じました!

   

 

間に合って本当に良かった・・・

 

  

歌えて本当によかった・・・

 

 

とりあえず、とても良い曲

だったので、鑑賞直後に

ダウンロードしました。

 

 

車で聞きいていると、

また猛吹雪のエピソード

が観たくなります・・・

 

 

・・・

 

 

・・・?

  

  

もしかして、ヒットの理由

ってこれなのでしょうか?

 

  

①応援したくなる

 

 

②曲に感動を覚える

 

 

③曲を聞きたくなる

 

 

④曲を購入

 

 

⑤曲を聴く

 

 

⑥また観たくなる

 

 

①応援したくなる

 

 

繰り返し

  

 

 これって・・・

 

 

もしかして、どつぼにはまったら「最強の作品」になるのではないでしょうか?

 

 

 並みの勢いではあの

ヒットは生まれません。

  

 

大ヒットに必要なこと

さて、今回漫画家として

学ぶべき点、

 

  

それは

 

  

応援したくなるような話を描けたらヒットする!

  

 

です。

 

  

特に恋愛マンガでは、

主人公とのカップリングが

あまりうまく

かみ合っていないと、 

 

 

ヒットはかなり難しいと

思います。

  

 

しかし、主人公の容姿が

パッとしなくても、

  

 

恋愛対象の相手キャラが

パッとしなくても、 

 

 

応援したくなる様な

二人だったら、 

 

 

どんどん続きが読みたくなり、

読者アンケート、

単行本売り上げ、

インターネットアクセス等が

 

  

のきなみ上昇すると思います。

 

  

では例を挙げてみましょう。

 

 

例えば、「君に届け」です。

  

 

少女マンガでは近年まれに見る

爆発的大ヒットを成し遂げました。

 

  

では、なぜ爆発的なまでの大ヒットを

成し遂げることができたのでしょうか。

  

 

筆者ブルボンは、やはり

 

  

「応援したくなる」 

 

 

の一言に尽きると考えています。

  

 

ストーリーが良かった、

キャラが良かった、

設定が良かった、

 

  

いろいろな意見があるとは

思いますが、

  

 

「ストーリーが良かった」とは

具体的に何を指すの

でしょうか。 

 

 

キャラや設定とは具体的に

どのようなことを指す

のでしょうか。 

 

 

君に届けは、奥手で根暗な

主人公が、

 

 

クラスの人気者の男の子と

距離を縮めていき、 

 

 

障害を越えやっと思いを実らせる物語です。

  

 

マンガの読者、

アニメの視聴者はみんな 

 

 

二人の行く末を祈り、

心から主人公と相手との

恋愛成就を

 

  

「応援してしまった」

 

  

のでないでしょうか。

 

 

筆者ブルボンはかなり

序盤から応援側に回ってしまった

タイプです 。

 

 

あそこまで序盤から

応援側に回ってしまった作品

は類を見ません。

 

 

うまく読者を応援したい

気持ちにさせることが

できたら、

  

 

爆発的大ヒットの

第一歩を

歩むことができた

  

 

ということになるのでは

ないでしょうか。

  

 

ここぞとばかりにサブキャラの力

そして、ラブライブについて

あと一つ、

ぜひ追記しておきたい

エピソードがあります。

 

  

それは、最終回直前の

エピソードです。 

 

 

三年生の引退や

新メンバー介入などの

問題を乗り越え、

 

 

「解散」を決意し、

   

 

ラブライブ決勝ステージを

μ’sラストステージと

決めて決勝に

臨みます。

 

   

それまでの苦悩や

流れを知っていたら、

 

   

当然のことながら

込み上げてくるもの

があります。

  

 

しかし、マンガのシナリオ構成

の参考に考えるのなら、

  

 

注目するべき点は

スタッフロールが

流れ始めたエンディング場面

にあると思います。

  

 

最後のステージが終わり、

その瞬間優勝や敗退の結果に関わらず

解散となるμ’sは、 

 

 

舞台裏で泣きながら

互いを称え合います。

  

 

その時、観客席から

アンコールの歓声があがり、 

 

 

解散のはずのメンバーたちに

奇跡のもうワンステージが

生まれます。 

 

 

しかし、その奇跡のワンステージの衣裳が、

なぜか先ほど行った

ラストステージの衣装ではなく、

  

 

別の衣装に変わっています。

  

 

その衣装は、アンコールを見越してなのか

例の除雪で大活躍をした

  

 

「同級生」

  

 

がSEASON1で着ていた

主人公たちの衣装を

わざわざ用意して、

舞台裏に持ってきてくれたのです。

 

 

また、奇跡のワンステージの曲が、

SEASON1のOPの曲であり、

 

 

映像もSEASON1のOP映像を

そのまま使っています。

  

 

こうつなげるかと

感心しました。

  

 

ここでしっかりと参考に

しておきたいことは、

 

 

別の記事でも書きましたが、

 

  

感動的なシーンは周りのサブキャラの行動で引き立たせることができるということです。

  

 

衣装を取りに行っているのが

μ’sのメンバーよりも、

  

 

断然出番の少ない、

でも最初から応援していた

 

  

「同級生」

  

 

が行ったからこそ感動が

増したと思います。

 

  

影の薄い登場キャラが頑張っているからこそ一緒に応援してしまう・・・

 

  

これをぜひ嫁のマンガにも

反映させたいと思いました。

 

   

そして、最終回直前に

SEASON1のOPの曲と

映像を利用する・・・ 

 

  

これも別の記事で書きましたが、

  

  

SEASON2を観てSEASON1が観たくなるようにする・・・

  

 

これがしっかりとできていたら、

古いエピソードを

繰り返し読んでもらえ、

  

 

愛される作品になるのでは

ないでしょうか。

  

 

 

まとめ 

ラブライブ」から学んだこと、

それは、

  

①応援したくなる様な作品が描けたら、爆発的な大ヒットが待っている

 

②感動場面ではサブキャラを効果的に使う

 

③古いネタを取り入れて、昔のエピソードを繰り返し読みたくなる様に描く

 

です。

  

 

デビュー目指して頑張ります!