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漫画の描き方研究所 ~嫁を漫画家にするぞ!~

「現役国語塾講師のブルボン」が「漫画家志望の嫁」と面白い漫画の描き方を模索していく日記ブログです。

漫画の描き方(マンガを描くときの場所選び編)

こんにちは、ブルボンです。

 

 

漫画家志望の嫁は

あまり洋画を観てきませんでした。

 

 

そのため、最近一緒に洋画を

観ていると、

 

「何故このシーンをこの場所で撮るの?」

 

という疑問が

よくわいてくるそうです。

 

 

嫁のマンガは場面と場所が

「普通」な場合が

多いと感じます。

 

 

例えば、女の子が男の子に

「告白するシーン」は

大体「公園、学校、路上」

です。

 

 

アクションものや

バトルものの

「戦闘シーン」は

大体「校庭、体育館、路上」

です。

 

 

確かに、雰囲気や描きやすさでは

定番を用いるのは

良いことだとは思いますが、

 

 

少しの工夫で

漫画家として

成長できるのであれば、

 

 

ぜひ一度

「場面と場所の関連性」

について考えてほしいと

感じました。

 

 

ということで、今回は

「シーンをどの場所で描くか」

について考えていきたい

と思います。

 

 

今回の題材はこちらになります。

 

 

「サドンデス×マンガ

 

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 *サドンデス参照

 

サドンデス という映画

この映画は、

元消防士である

ジャンクロード・ヴァン・ダムが

 

 

テロに巻き込まれた娘を

助けるために

「武器なし」の状態

テロリストと戦う

アクション映画です。

 

 

消防士なので

拳銃は持っていません。

 

 

しかも、敵を倒しても

拳銃を溝に落としてしまったり、

 

 

熱で熱くなってしまったり

していてなかなか

武器が手に入りません。

 

 

ですので、

主人公のヴァン・ダムは

消防で培った

あらゆる知識を屈指して

 

 

急造の武器を作り上げて

テロリストと戦います。

 

 

例えば、ハンドサイズの

消火器を使って

チューブからスパイクの針が

出るように改造し、

 

 

拳銃に対抗できるような

飛び道具を作ります。

 

 

また、息子から取り上げた

水鉄砲の中に

ライターのオイルを入れて

急造の火炎放射器を作り上げます。

 

 

これだけでも

とても観ていて楽しい

作品です。

 

 

しかし、この映画で

今回筆者ブルボンが

注目したいのは「場所」です。

 

 

この映画はアイスホッケー場の

あらゆる場所で戦闘を繰り広げます。

 

 

しかし、その「場所」こそが

武器を持たないヴァン・ダムの

アクションシーンを面白いものに

変えていくのです。

 

 

作品を面白くしてくれる「場所」

例えば、最初にテロリストと

戦うのが「厨房」、

つまりキッチンです。

 

 

なぜキッチンで戦うと

武器を持たないヴァン・ダムの

アクションシーンが

映えるのかというと、

 

 

その場所でしかできない

「攻撃」や「技」が

できるからです。

 

 

劇中、テロリストと取っ組み合いになり

どうにか拳銃をはたき落としたら、

格闘戦になります。

 

 

格闘シーンでは敵に

起動している

スライサー(肉を切るための機械)に

 

 

顔を押し付けられ

顔を切り刻まれそうに

なってしまいます。

 

 

スライサーまで顔が

あと数ミリまでと

迫ったときに

 

 

顔を押し付けている

相手のもう片方の

手を掴み

 

 

脇にあるアツアツの

「油」に突っ込ませて

 

 

大やけどを負わせる

シーンがあります。

 

 

金属のトレーでナイフを

防いだり、

 

 

大きな食器洗浄機

相手の頭を

はさんで「ガンッ」と

してしまったり、

 

 

物資搬入口に

相手を押し込んで

ネクタイが絞まるように

したり、

 

 

キッチンには危険が

いたる所に

転がっていました。

 

 

ナイフや包丁のような武器になりうるもの以外にもいくらでも「危険なもの」はあります。

 

 

「場所」上手な使い方の例 

他の例も挙げてみます。

物語が進むと中盤で

アイスホッケー選手の

控え室で戦うことになります。

 

 

そこでも、アイスホッケーの

スティックで叩いたり、

 

 

ジムにあるような

トレーニングマシンに

相手をぶつけたり、

 

 

頭をはさんだりして

戦います。

 

 

最後は、穴を開ける

重機でテロリストの手を

「いろいろして」倒します。

 

 

もしこれが

どこかの地下基地だったり

高層ビル内での戦闘だったら

 

 

描きづらいシチュエーションと

なってしまったと思います。

 

 

しかし、

 

 

少し「場所」を工夫することで「その場所でしか描けない展開」を描くことができます。

 

 

 

武器がなくても

現地調達すれば良いのです。

 

 

他の作品の場所をうまく使った例

 

では最後に、

他の作品の例も

挙げさせていただきたいと

思います。

 

 

ターミネーター2」のラストでは、

「工場(製鉄所)」が舞台となります。

 

 

いろいろな重機や金属、

ベルトコンベアや溶鉱炉などがあり、

 

 

アクションの幅を

広げてくれました。

 

 

また、ラストの感動的な

「あのシーン」が誕生しました。

 

 

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 もしあの場面が

「活火山」だったら、

 

あの鎖で溶鉱炉に

ゆっくりと下りていく

シーンは生まれませんでした。

 

 

「その場所でしか描けない展開」が描けていたのです。

 

 

「告白シーン」が

公園や学校もムードが出て

良い場所だとは思いますが、

 

 

工場、工事現場、

ビル建設現場の最上階、

船のボイラー室など

 

 

あまり常識ではありえない場所での「告白シーン」を描くことで、その場所でしか描けない「告白シーン」が誕生するかもしれません。

 

 

これも他の恋愛マンガとの

差別化につながると思います。

 

 

いろいろな場所に

挑戦してみるのも良いことでは

ないでしょうか。

 

 

まとめ

 

今回、「サドンデス×マンガ」で学んだこと、

 

 

それは

・その「場所」でしか描けない展開がある

 

 

でした。

 

 

デビュー目指して頑張ります!